ビルダーズコラムのテーマにポージングをピックアップするということで、どこまで役に立つかは分かりませんが、参加してみました。
今回はライフルの構え方とサーベルの構え方について語ってみたいと思います。
いずれも、私の個人的な所感にすぎません。
加えて、かなり基本的なことなので「今更かよ」と言われかねない内容です。
あらかじめご了承ください。
モデルは動いて安全のエアリアルで。
まず、ライフルを構える時に私が気をつけていることは
「腕のスイングをなるべく使わないこと」
です。
これはライフルを構えるのみならず、ポージングのほとんどの場面で通用する考え方だと思います。
これを、「なるべく使わない」ようにします。
要点は「脇の下を前に向けない」ことです。
その方が、劇中に近い印象になってかっこいいと思うのですが、どうでしょう？
「肩が入った感じ」が出ると思うので、シャイニングフィンガーやパルマフィオキーナの構えにおいても流用が効く考え方かと思います。
以下具体的なポーズの作り方
今回5の手順で、肩と顔の位置関係の調整のために腕のスイングを少しだけ使っています。
「なるべく使わない」であって「全く使わない」ではない、ということも書き添えておきます。
次にサーベルの構え方です。
こっちは一概には言えないのですが、私が基本的に意識するのは
「手首の可動を使うこと」
です。
具体的には以下のようなやり方。
こうすると、剣を持った際の角度が自然になると思うのです。
手順に手首の回転を含めましたが、割と重要です。
上手く説明出来ないのですが、肘〜手首までのラインと刀身のラインをずらす事が、ポーズを自然に見せるために効果が大きいと感じます。
どうでしょう。それほど変わらないかな…
これはケースバイケースで、剣を機体の前で構えるとか、敵の剣と組み合うような場面、剣を振りかぶる場面など、手首を後ろ側に傾けた方が良い場合もあります。
当然と言えば当然ですが。
あとは、これは例外的な話なんですが、ガンプラの手首の周辺の形状をよく見ることも重要になります。
ガンダムアストレイやクロスボーンガンダム（どちらも剣が主武装のガンダムです）は、袖口に傾斜がついているので、普通に手首を引き出しても、剣にほとんど角度がついてくれません。
しかし、腕を適切に回転させてから手首関節を使った場合は、袖口の傾斜が一転して利点となり、剣に角度を付ける効果が非常に大きく現れる、という設計だったりします。変わり種です。
あとはダブルオーガンダムなどは、肘関節を少し逆方向に反らしても腕のラインが崩れないとか、手首の関節が一つ多いとか、デザインのレベルから剣に角度をつけやすい構造になっていたり…
私がHGばかり集めているので、いずれもHGの話です。
まあ結局、剣に関しては一概には言えず、最終的には、それぞれのガンプラの可動を探りながら場面に応じて、という身も蓋もない話になってしまいます。
以上となります。
ご覧いただきありがとうございました！
皆さんのポージングの一助ともなれば幸いです。
ついでに今回のテーマに便乗して、ポージングについて語った過去のビルダーズコラムも載せておきます。
未読の方、もし興味がおありでしたら。
ストライクフリーダムのロングライフルの構え方
↓
https://www.gn-app.com/posts/a1436477-997a-4fea-b935-36cce9e1d0b2
ラストシューティングの作り方
↓
https://www.gn-app.com/posts/d68a72f5-cca2-4dfb-a744-46a6bc51846f